大森山動物園の飼育員さんのお話
こんにちは、男児の母(@chi31123306)です。
大森山動物園に行ったときのことは前回お話しました。
記事はこちら↓
そこで、秋田県のお出かけスポットとしてブログで紹介するにあたり、
大森山動物園のことを詳しく調べてみました。
すると、大森山動物園は「エンリッチメント大賞」というものを
受賞していることがわかりました。
エンリッチメント大賞は、「動物福祉の立場から、飼育動物の“幸福な暮らし”を実現するための具体的な方策」を実施している施設を評価するものです。
動物園での飼育環境は、動物たちが長年かけて適応してきた本来の生息地の環境と比較すると、どうしても、狭く、単純で、変化が少ないものになりがちです。そこで、こうした飼育環境に工夫を加えて、環境(environmental)を豊かで充実(enrich)したものにしようという試みが環境エンリッチメントなのです。
市民ZOOネットワークより
これを具体的に言うと、野性本能に基づいた行動ができるような環境整備や、病気にかかりづらくなるような工夫をするということ。
大森山動物園では2013年にキリンの飼育でエンリッチメント大賞を受賞しています。
キリンの虫歯や採食不良を改善し、キリンに取り入れた「ハズバンダリートレーニング」によって、健康状態維持改善、飼育担当者やトラクターなどの重機に対する恐怖感をなくしました。
これを踏まえ、受賞以降6年間トナカイの飼育を試み、今回2019年度エンリッチメント大賞を受賞に至りました。
トナカイの採食不良の改善、また行動の多様化のために園内散歩や段階的な放牧が評価されました。
放牧時の自発的な遊泳ができるようになったのは飼育員さんの努力の賜物ですね。
大森山動物園でこのような取り組みを行っていたことを、今回初めて知りました。
調べなければ分からなかったと思います。
エンリッチメント大賞を受賞したことは、世界的にもっと世間から評価されるべきです。
動物にとっての幸せとは何かを考えさせられました。
大森動物園に行ったときの記事はこれです↓
動物園の「動物も、来園者も飽きさせない工夫」が素晴らしく、ますます地元の動物園が好きになりました。
大森動物園のさらなる活躍を願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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